なにわ梅とは?
7月になると地元のスーパーや産直施設に出回るようになる、なにわ梅。
別名「八助梅(はちすけうめ)」とも言われます。
梅より大ぶり、見た目はオレンジで、とても梅には見えないけどなぁ…とずっと不思議に思っていました。
そこで調べてみたところ、じつは「なにわ梅」は通称。
品種としては梅ではなく、杏(あんず)の一種なのだそうです。
八助(はちすけ)
青森県南部地方および岩手県北部の在来種、通称八助梅(wikipedia「アンズ」より引用)
また、主な生産地である青森ではもはや「なにわ」「八助」をつけることなくただ「梅」と呼ばれるとか。
あんずとしては酸味が少なく、独特の歯ごたえがあることから、梅干しに適していたことがその由来だそうです。
参考 あんず 八助青森のうまいものたちわたしの住まいは青森ではありませんが、近いので出回るのでしょうね。
なにわ梅のシロップ煮を作ってみた
梅干しにはもう遅い時期なので、なにわ梅のシロップ煮を作ってみることにしました。
レシピ
- あんず 500g
- 砂糖 300g
- 水 250cc
- レモン汁 少々
作り方
- STEP.1瓶を煮沸消毒して乾かしておく。
- STEP.2なにわ梅を洗い、半分に切って種をとる。
- STEP.3水を鍋に入れて沸かし、砂糖を入れて溶かす。
- STEP.4別の鍋にお湯を沸かし、なにわ梅を30秒ゆでる。
- STEP.5なにわ梅の湯を切り、シロップとともに瓶に入れる。
長く保存するなら5の手順のあと一度脱気し、瓶ごと煮沸してくださいね。
煮崩れない方法も見つけたので載せておきます。(※もとはあんずのレシピです)
参考 杏のシロップ煮の作り方つくる楽しみびわの缶詰のような味
かなり熟したなにわ梅を使ったせいか、けっこう煮崩れてしまいました。(写真はマシなものを撮ってます 笑)
食べてみると…すっごい缶詰の味!びわの缶詰ですねこれ。もしくは黄桃。
ただ、シロップの甘みもありますが、なにわ梅自体に酸味があります。
食べにくいようなクセはなく、果実はほろほろとしていました。
ゆですぎなければもっと”シャリシャリ”とした食感が残るのかもしれませんね。
食べ方は?
まずはヨーグルトにかけて食べたいな、と思いました。パンに塗ってもいいかな。
ソーダやお酒で割ってもおいしいと思います。
まとめ:慣れたらうまくできそう
今回はいろいろ反省点がありましたが、初めてなのでこんなものでしょう。
毎年出回るものなので、ぜひ来年再チャレンジしたいですね。
おまけ:なにわ梅で梅干しも作れるらしい
なにわ梅で梅干しを作っている方もいらっしゃいました。
レシピ・作り方も載っていますよ。
参考 八助梅(なにわ梅)の漬け方小町の日々の暮らし