自宅で簡単に作れる!大根のビール漬けのレシピ・作り方のポイント

ビール漬け1

この3年間、手作りのビール漬けを切らしたことがないくらげです。

はじめは何気なく作り始めた大根のビール漬けでしたが、いちど食べたらそのおいしさにハマってしまい、今では冷蔵庫に常備しておく定番メニューのひとつとなりました。

漬物というとハードルが高く感じるかもしれませんが、特別な材料は必要なく、意外なほどあっという間に作れます。

また、樽で漬けるような本格的なものではなく、ジップロック袋やビニール袋・タッパーを使うので手軽です。

おすすめの大根のビール漬けのレシピや、3年間作り続けてわかった作り方のポイントについてまとめました。

大根のビール漬けについて

ビール漬け1

その名の通り、大根をビールで漬けた料理です。

わたしの住んでいる地域(北東北)ではわりとメジャーで、産直でもよく売られています。

どんな味?

味はちょっと甘めで、しょっぱい!ということはありません。

その分、いろんなおかずに合います。とくに塩辛い系のおかずには相性抜群。

また、材料に練りからしを使いますが、「からし漬け」ほど辛くもありません。

漬ける野菜のもとの味によって味わいが変わるのもポイント。

たとえば、大根のしっぽのほうを使うと辛めになりますし、白菜なら甘さが際立ちます。

かといって「べったら漬け」ほど甘ったるくもないので、幅広い人の好みに合うと思いますよ。

どんな人におすすめ?

大根のビール漬けは、以下のような人におすすめです。

  • 甘すぎる漬物が苦手
  • しょっぱすぎる漬物が苦手
  • 辛すぎる漬物が苦手
  • やさしい味の漬物が好き

大根のビール漬けのレシピ・作り方

それでは、大根のビール漬けのレシピと作り方をご紹介します。

材料一覧

  • ビール 350ml缶1本
  • 大根 中ぐらい1本
  • ざらめ糖 120g
  • あら塩 30g
  • 穀物酢 50g
  • 練りからし 5g
  • ジップロック袋 1つ

大さじや軽量カップなどは使わず、はかり1個だけで済むレシピです。

ざらめ・塩・酢の量さえ暗記すれば、すぐ作れて便利ですよ。

ビール

銘柄は何でもいいですが、350ml缶を用意してください。

余った分は飲む、という人なら500mlでもいいです。

大根

ビール漬け1カット大根

量を説明するのは難しいですが、15cm程度の長さ×2切れ分が目安。

四つ割り大根

1切れを四つ割りにするので、三角形の断面の大根が8本分ということになります。

中ぐらいの大きさの大根なら、しっぽが少し余るぐらいですね。

ざらめ糖

ビール漬けざらめ

「ざらめ糖」「ざら糖」という名前で売られています。

薄い茶色で、粒が大きめ。メーカーはどこでも大丈夫です。

あら塩

ビール漬けあら塩

おそらく普通の精製塩でも作れますが、わたし個人の好みであら塩を使っています。

穀物酢

ビール漬け穀物酢

米酢や果実酢ではなく、「穀物酢」という名前で売られているものを用意してください。

鬼からし

ビール漬け鬼からし

練りからし、粉からしとも呼ばれます。

一般的なチューブのからしではなく、粉末状で、袋に入って売られているものです。

スーパーだと漬物コーナーによく置いてありますよ。

ジップロック袋

市販のジップロック袋の「大」「Lサイズ」がちょうどいいです。

ビニール袋を使ってもいいですが、水分をたぽたぽに入れるため破れやすいので、2〜3枚重ねるといいでしょう。

また、深めのタッパーに直接入れても大丈夫。ただしこの場合は、大根がすっぽりと浸るようにしてくださいね。

作りかた

1、大根を切る

2、大根とビール以外の材料をすべてボウルに入れる

ビール漬け材料

3、ビールを加えて混ぜる→このとき、練りからしはかならずよく溶いておきましょう

ビール漬け材料混ぜたところ

4、ジップロック袋に大根を入れ、ボウルの液体を注ぐ

ビール漬け袋に入れたところ

5、空気を抜くように密封し、平らなバットに広げてなるべく大根が浸るようにして冷蔵庫に入れる

ビール漬け袋に入れたところ2

6、1日1回上下を返す

7、完成

注意
3の工程で練りからしをよく溶かないと、辛味が出ないので注意してください。

いつから食べられる?

一般的なレシピでは半日〜1日で食べられると書いてあるものもありますが、漬けたてはまだ味が馴染んでいません。

わたしは1日目〜1週間目まですべて試してみて、4日目以降が一番おいしいという結論にたどりつきました。(※わたしのレシピの場合です)

そのため、食べたい日を逆算して漬けておくのがポイント。

現在ある漬物を食べ終わってから漬けた場合、最低4日間の空白期間ができてしまうので注意!

わたしの場合、1回漬けるとだいたい1週間で食べきるため、1週間に1度漬けるというルーティーンにしています。

ただ、3日目までだと漬かりが浅いように思いますが、食べられないというわけでもありません。そこはお好みで。

どれぐらい保存できる?

漬け汁に漬けたままなら2週間は大丈夫です。

それ以上は試したことがないので自己責任になりますが、ビール漬けは2〜3ヶ月もつと書いている人もいました。(レシピが違うので保証はできません)

ただし、長くもたせながら食べるコツがあります。

わたしのレシピのビール漬けの場合、体感ですが、漬け汁から出した瞬間からおいしさが失われていきます。漬け汁から出した日が一番おいしいです。

ですが、逆にいえば漬け汁に漬けたままにしておけば、おいしさが保てるということ。

もし家族が少人数で、新鮮なものをちょっとずつ食べたいという場合、1度に1〜2切れずつとり出してこまめに切って出せばOKなんです!

このときは箸やトングなどで取り出し、漬け汁に直接手を入れないようにしましょう。雑菌の繁殖を防ぐためです。

アルコールは残ってないの?

これはわたしも昔から疑問でした。「え?ビール漬けなのに子どもが食べていいの?」って思ってたんです。

ちなみにこのへんでは「焼酎漬け」というものもありますが、これらのアルコール分は飛んでしまって残りません。

そのため、子どもや下戸(げこ)の人でも安心して食べられますよ。

※数時間〜半日など、あまりにも作った直後の場合はやめておいてください。

大根のビール漬けのポイント

ビール漬け2

ここからは、大根のビール漬けを作るときのポイントについて見ていきましょう。

漬け汁にまんべんなく浸かるようにする

ジップロックに大根と漬け汁を入れても、いちどに全体を浸しきるのは不可能に近いです。

そのため、1日おきに上下をひっくり返すという工程が必要になるんですね。

欲張って大根の量を増やすと、漬かりきらなくて味にムラができることもあるので注意。

使える野菜はいろいろ!

今回は「大根のビール漬け」について紹介していますが、じつは大根以外の野菜でも作れます。

わたしが今まで使ったことのある野菜は以下のとおり。

  • 大根
  • きゅうり
  • 白菜
  • かぶ
  • 赤かぶ
  • キャベツ
  • ズッキーニ
  • メロン
  • にんじん
  • なす

基本的には水分の多い野菜が向いています。

ズッキーニ・メロン(摘果した子メロン)・にんじんなどは、かなり固く仕上がりますね。

また、夏はきゅうり、冬は白菜やかぶが旬でよく出回るため、季節によっても変えています。

作りたい量に応じて調整しよう

今回紹介したレシピは、ビール350ml缶1本の量に合わせたものです。

この量じゃ食べきれない!という場合は、材料をそのまま半分で作っても大丈夫。(ビールは余ってしまいますが)

逆に、一度にもっとたくさん作りたい!という場合はレシピを倍量にすればいいのです。

ビール以外でも漬けられる!

ビール漬けという名前でありながら、じつは裏ワザがあります。

たとえば、ビールの飲み残しを使いたいとき。

一晩経って炭酸が抜けてしまった状態でも、ビール漬けにするなら問題ありません。

同じように、発泡酒でも、ノンアルコールビールでも問題なく漬けられます。

実際「ビール買っておくの忘れた!!」というとき、わたしも何度も使いました。

ただ、味わいはビールとは若干変わりますので、そこは念頭に置いておいてください。

個人的な感想ですが、やはり発泡酒やノンアルだと、さっぱりとした味に仕上がる気がしますね。

あえて食べ比べてみるのも楽しいかもしれませんよ。

漬け汁の再利用はできない

実際にビール漬けを作ってみると、けっこうな量の漬け汁が余ります。

そのため、「1度漬けて余った汁、もったいないなぁ…」と思うかもしれません。

わたしは「これ、もう1回使えないかな?」と思い、実際に試してみたことがあります。

しかし、大根から水分が出て薄まってしまっているため、2回目以降はきちんと漬かりませんでした。

残念ですが、漬け汁の再利用はおすすめできませんね。

まとめ:手作りのビール漬けは簡単でオススメ

わたしが自分で作り続けている漬物は、このビール漬けだけです。

ぬか漬けは面倒だし、市販の漬物は甘すぎたりしょっぱすぎたりして、どうも舌に合わないんですよね。

わたし自身、ふだんお酒を飲むわけじゃないし、ビールが好きなわけでもありませんが、漬物としてのビール漬けは本当におすすめ。

ざらめ120・塩30・酢50と量を暗記しているので、ビールさえ用意しておけばすぐに作れますし、切って混ぜるだけなので手間も時間もかかりません。

なにより、手作りの漬物というのはウケがいいです。職場の人に配ったり、お茶請けに出したり、ちょっとした食事会に持っていったりするとすごく喜ばれるんですよ。

このレシピをベースにしながら、自分の好みに応じて塩気や甘みを加減していってもいいと思います。

ビール漬けのある生活、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか?

おまけ:ビール漬けの素を使ってもOK

「もっと簡単に作りたい!」という場合、ビール漬けの素を使うという方法もあります。

必要な材料がすでに混ざっているので、野菜とビールを用意すればOKですよ。