【体験談】クラウドソーシングでわたしが出会った地雷クライアント

わたしは2016年〜2017年にかけて、クラウドソーシングを利用したwebライティングの仕事を請け負っていました。

参考:クラウドソーシングでwebライターを1年4ヶ月続けていくら稼げたのか?わたしの実際の使い方

主に利用していたのはランサーズクラウドワークスなのですが、その中でさまざまなクライアントさんに出会いました。

当然いいクライアントさんもいましたが、中には世間的に「地雷クライアント」と呼ばれるであろう人も…。

「こんなクライアントもいる」と知っているのといないのとでは、クラウドソーシングの使い方も変わってくると思います。

そこで、今回はわたしが実際に出会った地雷クライアントの体験談をまとめてみました。

1・文字単価0.1円で搾取の地雷クライアント

クラウドソーシングを始めたての頃の話です。

文章力がなくても「リライト」なら誰でもできる、と聞き、リライト案件ばかりを狙っていました。

リライト案件で文字単価は0.1円

その案件ははじめは単発だったのですが、1000字〜1500字程度の文章のリライトで文字単価は0.1円。

今なら絶対受けないのですが、当時はそういう案件もたくさんあったし、とにかくカンタンにできそうだったので受けたんですよね…。

納品してつつがなく案件を終えたものの、その後もそのクライアントからは頻繁にメッセージが来るようになりました。

その多くが「今日中に納品してもらえますか?」というもの。

OKと伝えればすぐにリライト前の文章や参考画像が送られてきます。

当時のわたしは「少しでも早く、少しでも多く納品すればそれだけ稼げる」と信じていたので、毎回「○時までにできます!」とガムシャラに書いていました。

しかし、だんだんと2000字、3000字と文字数は増えていき、他に抱える仕事も増えて、「この単価じゃ割に合わない」と感じ始めます。

単価交渉をしてみた

そこで、思い切って単価交渉をもちかけてみました。

「現在0.1円のところ、0.2円にしてもらえませんか?」と。

すると「いつも質の良い文章を迅速に書いていただいているのでお応えしたいのですが、他のランサーさんとの兼ね合いがありまして…」という煮え切らない返事。

結局、そのときだけ別で0.2円の案件ページを立ててもらい、時間を申し合わせてわたしが即座に提案→クライアントさんが即座に承認する、という異様に面倒くさい方法をとったのです。

そして二度と依頼は来なくなった

単価交渉の結果、そのときは文字単価0.2円の報酬を得ることができました。

しかし、その後二度とリライトの依頼は来ませんでした。

わたしとしても、たとえ0.2円でもこの作業はスキルアップにならないな…と思っていたのでいいんですが。

もちろん、たとえ0.1円でも書きたいというランサーがたくさんいたのでしょうし、わたし1人を失うぐらい向こうは痛くも痒くもなかったでしょう。

「誰でも書ける」仕事をするというのはそういうことだ、ということを学びましたね。

2・納品前に連絡が途絶えた地雷クライアント

クラウドソーシングにもだいぶ慣れてきて、プロジェクト(単発のタスク作業ではなく、打ち合わせから納品までを契約して行う仕事)にばんばん応募していた頃の話です。

途中で担当者が変わる

このクライアントは文字単価1.2円だったので、条件としてはそう悪くはありませんでした。

まあ、異様にレギュレーション(書き方のマニュアルのようなもの)は多かったですけどね。

1ヶ月に10記事程度の納品を何度か繰り返したあと、担当者が変わりました。

それまでの担当の人は、メッセージを送ると当日〜翌日中には必ず返事をくれていたのに、担当が変わると途端に返事が遅くなったのです。

ただ、「忙しいんだろうな」と思ってそのときはそこまで気にしていませんでした。

連絡が途絶える

しかし、ついに連絡が大きく途絶えます。期間にして約2週間。

ちょうど、記事について確認してほしい内容の返事待ちの時期でした。

こちらも記事を書きたいのに、このまま進めていいのか不安な状態が続いたため、ランサーズ事務局に連絡をとることに。

これが効いたのか、即座に向こうから連絡がきて「体調を崩していました」とのこと。

もうまったく信用できないので、すでに書いてあった分だけを納品してキャンセルをお願いしました。

あのままバックレられていたら、納品済みの記事も無駄になっていましたね…。

返事が遅く、連絡がスムーズにいかない時点で嫌な感じはあったんですが、やっぱりな結果でした。

体調を崩していたという言葉が本当であれ嘘であれ、信用を失った時点で一緒に仕事はできませんね。

3・ネタ出しさせておいて内容を丸パクリした地雷クライアント

わたしが過去もっとも恨んでいる、と言っても過言ではないクライアント。

クラウドソーシング利用時代の、ほぼ最後の頃の話です。

健康系の記事のネタ出し

プロフィールに載せていた、健康系の得意なジャンル関連の記事依頼が来ました。文字数は2500字。

「まず記事構成を教えてくれ」ということだったので、以下のように提案しました。

  • ○○とは
  • ○○の効果
  • ○○の副作用
  • ○○の人気ランキング
  • (以下続く)

こんな感じで、1ヶ月に20本と言われたので20本分はネタ出しをしたと思います。

まず「○○とは」という全体の概要の記事を1本書いたのですが、「1本だけでは一気に発注できるか判断できないので、続いて2・3本目を納品してほしい」とのこと。

2・3本目はなぜか5000字に増えましたが、そのとおりに納品しました。

パクられていたことに気づく

ランサーズでは、フォローした相手が新たな提案をするとお知らせしてくれる機能があります。

ある日、このクライアントがタスク(単発の作業)の仕事を大量に発注し、そのお知らせがわたしの元へとどきました。

内容はすべて、わたしがネタ出ししたもの。微妙にタイトルや言い回しを変えてありましたけどね。

つまりこういうことです。

このクライアントには、そのジャンルの知識がほとんどなかったのでしょう。

そこでわたしにネタ出しをさせ、その内容をパクり、もっと安い単価でタスク作業として発注して、ほかの人に書いてもらおうとしたんですね。

当然ながら、20本もネタ出しをさせておいて、わたしには「残り2本(合計5本)で終わりにしてほしい」というメッセージが来ました。

ランサーズに訴えるのも面倒だし、こちらとしてもこれ以上付き合いたくなかったので、おとなしく残り2本書いてさよならしましたよ。。

番外編・やたら励ましてくれたわりに依頼はなかった地雷?クライアント

これは地雷クライアントと言えるか微妙なのですが、個人的にすごく記憶に残っている出来事です。

リライト案件に応募

初期にクラウドワークスを使っていた頃、文字単価0.4円のリライト案件を受けました。

提案が20件ぐらいあったのですが、熱意を込めた提案文を送ったら初心者なのに選んでもらえて、舞い上がってしまったんですね。

元が10000字以上、つながりのないバラバラの5〜6個の文章を、ひとつのまとまった記事にしてほしいという依頼でした。

理想とするリライト像みたいなものをものすごく語られ、さわりだけ書いて見せる→ここをこうしたらもっとよくなるという提案をされる、の繰り返しで、とにかく苦労しましたね。

何度も何度も書き直して、そのたびに「あなたならきっとできます!」「確実にレベルアップしてますよ!」みたいな励ましをもらい、どうにか6000字ほどで書き上げます。

しかし、そもそもが3記事での依頼で、この時点ではまだテストの段階。報酬は出ましたけどね。

けっきょく依頼はなし

で…結果、本記事の依頼はありませんでした。

その頃が夏だったのですが「秋ごろにまたご連絡さしあげます」という言葉を残して…。

まあ単純に向こうの期待に添えなかったんだろうなとは思いますが、じゃあなせあんなに励まし、アドバイスをくれたのかが謎です。

「一緒に頑張っていきましょう!」とか言ってたじゃん…。

今になって思うと、あの体育会系のノリはなんだったのか、不思議でなりません。笑

まとめ:地雷クライアントに出会うのも経験値

幸い、わたしは「納品したのに報酬がもらえなかった」という最悪のパターンは経験していません。

だから言えるのかもしれませんが、結果的には、地雷クライアントに出会ったのもいい経験になったなと思います。

見る目が養われますし、備えられるようになりますからね。

今回挙げた3つ以外にも、いろ〜〜〜んなクライアントがいました。

ひとつ言えるのは、文字だけのやりとりでも、相手の性格や人柄はなんとなく透けて見えるということです。

「なにか変だ」「あやしい」と感じた部分があるなら、それは危険信号。

  • 本当にこのクライアントと仕事をしていいのか?
  • 本当にこのまま進めて大丈夫なのか?

そんな不安があるときは、一度立ち止まってよく考えてみてください。