【体験談】メス猫の避妊手術の流れ・かかった費用・手術前後の様子まとめ

避妊手術の流れ

避妊手術とは

オス猫の場合は精巣を摘出しますが(去勢)、メス猫の場合は子宮・卵巣を摘出するため、避妊手術と呼ばれます。

全身麻酔をかけてお腹を2〜3cm切り、手術を行うもので、メス猫の場合は一泊が一般的です。

メス猫の避妊手術のタイミングは、初めての発情前が理想的。

およそ生後4ヶ月から1歳になるまでの間に行われます。

避妊手術の流れ

避妊手術は、一般的に以下の流れです。

  • 手術日の予約
  • 手術・支払い
  • 1週間〜10日後に抜糸

手術日とその翌日、さらに抜糸時と何度か通院が必要になるため、スケジュールに余裕のある時期を選ぶといいでしょう。

手術日を予約する

まずは手術日を予約します。

我が家の猫の場合は月齢6ヶ月、体重は2.9kgの時点で予約。この時点で発情経験はなしです。

空いている日が3週間先だったので、手術時は月齢7ヶ月目、体重は3.0kgでした。

ワクチンは先に接種しておくと◎

我が家ではワクチンの接種を行っていなかったため、手術はワクチンを2回打ってから予約するという形になりました。

ワクチンは1ヶ月ごとにしか打てないので、手術と合わせると3ヶ月間ぐらいは通院していた感じですね。

もし将来的に避妊手術を考えているなら、先にワクチンの接種を行っておくとスムーズに進みますよ。

発情していても手術はOKだった

わたしが行った病院では「手術時に発情していても問題ない」とのことでした。

月齢6〜7ヶ月と、ちょうど発情するかも?な時期だったので心配していましたが、助かりましたね。

注意
ただし、発情時に手術するかは病院や医師の方針によって変わるようなので、あらかじめ確認しておくといいですよ。

手術前日〜当日の流れ

手術日を予約した時点で、予約日・時間と注意事項が書かれた紙をもらいます。

わたしが行った病院では以下のとおりでした。

  • 手術前日は22時以降絶食
  • 手術当日は7時以降絶水
  • 手術1週間後に検診
  • 手術2週間後に抜糸

以前、ほかの病院で避妊手術を受けたときは10日で抜糸だったと思うので、抜糸が2週間後は遅いほうかもしれません。

前日

手術の前日は、夜10時以降はエサを与えないようにします。

麻酔をかけたときの嘔吐を防ぐためですね。

そのため、夕方に少し多めにエサを与えておきました。特に騒いだりなどはなし。

当日

当日の朝は、7時から絶水です。

ここでもとくに「お腹すいた〜」と騒ぐようなことはありませんでした。我が家の猫はもともと夜にたくさんご飯を食べるタイプだからかもしれません。

その後、11時頃に病院に連れていきました。

わたしが行った病院では一泊ではなく日帰りだったので、夕方5時頃電話しますと伝えられ、いったんお別れ。

「ちょっと緊張してるね〜」と言われてました。笑

この時点で同意書を書きました。

とくに難しいことはなく、連絡がとれる電話番号とともに署名するだけです。

夕方にお迎え

5時に電話がきて「手術は無事終わり、麻酔からも覚めてきているのでお迎えお願いします」とのこと。

迎えに行くと、想像以上に元気な状態で、点滴を外すのに暴れまくり!!

お医者さん・助手さん・わたしの3人がかりでも抑えられず、けっきょくもう1度麻酔をかけることに…。

30分後にようやく帰れたわけですが、今度は洗濯ネットに入れられたことでまた大暴れ。

家に着くと、暴れ疲れ・痛み・緊張とストレスからの解放か、力が抜けたようにパッタリと横になり、さっきまでの暴れぶりが嘘のように静かに寝ました。

「大変な思いをさせたなあ」という思いがじんわり…。

手術後の注意点

手術後の注意点は以下のとおり。

  • 点滴後の止血テープは2〜3時間後にはずす
  • 帰宅後のご飯の量はふだんの1/3〜1/4程度
  • 朝と夜、1日2回塗り薬による消毒をする

点滴について

避妊手術時の点滴は、一般的な病院ではあまりやらないかもしれません。

わたしが行った病院では、当日ガツガツと食べなくても済むように栄養を与えたとのこと。

前足に止血テープを巻いた状態で退院し、2〜3時間後にテープは外してOKでした。

当日のご飯は普段の1/3〜1/4

点滴をしたため、当日のご飯は抜いても問題ないとのこと。

もし食べるなら、普段の1/3〜1/4にしてくださいという指示でした。

我が家の猫は、ある程度寝てから食欲を見せたので、水とエサを少量ずつ与えました。

1日2回の消毒

わたしが行った病院では首にエリザベスカラーを巻き、傷口はむき出しの状態だったため、消毒用の塗り薬が出ました。

傷口を包帯でぐるぐる巻いて、背中側で結ぶタイプの病院であれば、消毒はいらないかもしれません。

手術後の猫の様子は?

当日〜翌日・あまり動かず、元気がない

手術当日は帰宅後ぱったりと寝てしまい、おとなしすぎて心配になったほど。苦笑

しかし、夜中に起きてからは麻酔でフラフラしているわりに動きたがりましたね。

でも体が思い通りにならないのがわかったのか、またすぐに眠りにつきました。

翌日も同じ感じで、普段より寝ている時間が多かったです。

MEMO
手術で体力を消耗した分、本能的に回復しようとしていたのかも?

手術後2〜3日・食欲が一気に増した

手術後2〜3日は食欲が大爆発してびっくりしました。

我が家の猫はもともと食べることにあまり興味がなく、どんなエサでも食べるし、食べるより遊ぶほうが大好きというタイプなので、「避妊手術をすると食欲が増すって言うけどこれか…」と実感しましたね。

MEMO
ただしそれも2〜3日で落ち着き、普段通りの食欲に戻ったので、これも体力の回復のために本能的に食べていたのかもしれません。

エリザベスカラー生活がストレスに

抜糸までの2週間は、襟巻きのようなエリザベスカラーをつけっぱなし。

これが見るからに動きにくく、猫もかなりのストレスを感じていたと思います。

遊ぶときも動きにくそうだし、しょっちゅう首まわりをかゆがるので、そのたびに人間がカラーをずらしてかかせてあげてました。笑

ここの病院は抜糸まで2週間と長かったし、エリザベスカラーを使うところだとは知らなかったので、うちの猫の場合は包帯でぐるぐるのほうがストレスがなかっただろうな…とかわいそうでした。

「ご飯のときは外しても大丈夫」とのことでしたが、一度外してみたら傷口をめちゃくちゃ舐めてしまったので、結局その後は外さずに過ごしました。

傷口はこんな感じ

手術後縫った傷口はこんな感じです。

はじめは傷口がでべそみたいにちょっとぽっこりしていましたが、この腫れは自然におさまるそうです。

お腹の毛を広範囲に剃られるので、むき出しでなんだかカワイイ感じに。

猫は下腹部がたるみやすいらしく、我が家の猫も全体的にはスリムなのに、お腹の下のほうだけたる〜んとしていて、そこがすごく目立ちました。笑

2週間後に抜糸

1週間後の検診でも問題なく、2週間後には抜糸。

糸を切るだけであっという間に終わりました。そのわりに診察料は1,400円もかかりましたが。。

写真は抜糸から2日後の様子で、赤みも引いてきれいになっていますね。

猫の避妊手術にかかった費用

手術時にかかった費用は、手術が終わって迎えに行った時点で払います。

合計で34,000円以上に

猫の避妊手術では2〜3万円が平均といわれており、ここの病院では避妊手術そのものは21,380円でした。

しかし、手術以外にも点滴・ノミダニ駆除の薬・血液検査・塗り薬代・カラー代が入っているため、けっきょく34,000円以上に…。

正直、そんなに高いと思っていなかったので痛かったです。

血液検査は必ず行いますが(※手術前に済んでいれば必要ない)、点滴やエリザベスカラー、塗り薬などは病院によっては要らないものなので、自分が行く病院がどんなスタイルかはあらかじめ調べたほうがいいですね。

血液検査

血液検査では、猫白血病と猫エイズのふたつの感染症について調べます。

野良出身だとわりと感染していることがあるんですが、我が家の猫は家猫が生んだ子猫のためか大丈夫でした。

また、細かい数値についてもざっくりと説明してもらいました。

とりあえず異常はなし。1ヶ所だけ数値が低い部分は「緊張していたからでしょう」とのことでしたよ。

まとめ:猫の避妊手術はあらかじめ相談と準備を

無駄な発情の抑制・病気予防のために、たとえ室内飼いでも避妊手術は欠かせません。

子猫を飼うなら生後1年までには済ませなければいけないので、あらかじめ準備が必要です。

手術というと大げさに感じますが、お腹を切るのはほんの2〜3cmですし、長くても2週間後には抜糸して普段の生活に戻れます。

ただし、手術前後の対応や方針、費用は病院によってさまざまです。

  • 発情していても大丈夫?
  • 時期はいつがいいの?
  • エリザベスカラーをするの?

こんな疑問があると思いますし、もし人気の病院であれば希望日を予約するのも難しいかもしれないので、手術を考えている日の2〜3ヶ月前にはいちど病院へ行き、相談してみることをおすすめします。